こんにちは、北村(@PLAN-B)です。
「完璧主義っぽいとこがある」
スタッフさんとの会話の中で、結構よく出てくるフレーズです。
話してるご本人が気に留めてなければそのまま流すのですが、
動物病院の現場では、自分自身が苦しんでる、または周りが苦しんでる状況が多いです。
任せられない、とか、細かいところに口を出してしまうとか、
マネジメントにおいてはそういった分類もこの完璧主義に分類されそうですが、
今回取り扱うのは「セルフマネジメント」の方です。
ということで今回の記事では、
完璧主義の定義
完璧主義=自信のなさ?
完璧主義を手放すには
このような内容をシェアさせていただきます。
いつものように私の完全な個人的な見解ですので、皆さんのいろんな視点をもって読み進めていただけたらと思います。ご意見やご感想など寄せていただけると励みになります。
完璧主義の定義
完璧主義の定義としては、
- 自己指向型
- 社会規定型
- 他者指向型
この3つに分類されます。
ネットで調べてもらえると詳しい解説が出てきますが、簡単に説明すると、
■自己指向型
└自分自身に高い水準を設ける人
■社会規定型
└一般的にこうあるべきの期待に応えようとする人
■他者指向型
└他者に完璧さを求めて、その期待に応えること。求める人
こんな感じになります。
完璧主義=自信のなさ?
基本的に、完璧主義ってネガティブな印象で語られることが多いように感じますし、それなら完璧を求めるのをやめましょう、そういって簡単に直るものでもないですよね。
完璧主義とご自身で話される方と面談をする際には、いろんな側面から話をヒアリングしていきますが、
完璧主義な方は、『自分に自信がない』
こうした印象を抱くことが少なくないです。
胸を張って自分に自信があります!みたいな方はそもそもそんなに多くはないと思いますが、そういう意味ではなくて、
周りからどう見られるかを気にしている
周りの期待に応えないといけない
そのような感じで、
ちゃんとやらないと=完璧にやらないと、
というように、生まれもったものというよりは後天的に備わったもので、また立場や環境が変わって芽生えることも多いと思いように感じます。
近い分類としては、責任感もあるかもしれません。
完璧主義を手放すには
先ほどもお伝えしたように、そういったことに自分自身が苦しんでる、または周りが苦しんでる状況が生じていれば、これほ何かしら手を打つべきタイミングに来ていると思います。
どうすればいいのか?
私がお勧めしているのは『10秒ルール』です。
食べものを落としてしまったときに3秒ルールってあるじゃないですか。
3秒以内に拾えば大丈夫ってやつです。
何かをやらなきゃと思った時に、悪魔のささやきじゃないですけど、
やらないと世界が終わるのか?
今日はいいんじゃないか?
10秒間、自分に問いかけて、
その後から始めるようにしてください。
そして、やりながら、
これは誰のためにやってるんだろう
その相手はこれをやってほしいと本当に求めているのか
これを自分に問いかけてください。
最初はこれだけでOKです。
日常的にやっていることに対して、
自分の中で『?』の問いかけをすることがものすごく大切です。
仕事などではなくて、おうちのこととか、家事のこととか、身近なことでスタートされることをお勧めしています。
誰かのためにと思っていることが、実は自分のためであったり、
誰かのためと思っていたことが、実は相手はそんなことを求めていなかったり、
気づきのきっかけ、スタートに必ずなるはずです。
重ねてになりますが、動物病院の現場では、自分自身が完璧さゆえに苦しんでる、または自分の完璧さゆえに周りが苦しんでる、そんな状況が多いです。
今の現状を変えることができるのは自分しかいません。
10秒ルール、よかったら実践してみてください。
完璧主義の定義
完璧主義=自信のなさ?
完璧主義を手放すには
今回はこのような内容をシェアさせていただきました。